基本的な考えとして、姿勢がくずれると捻挫や筋肉痛のような痛みが生じやすくなると言われています。しかしながら、現代人は、屈筋を主に使う仕事を多用していて、椅子に座る生活を選んだために腰を曲げている時間が1日で7時間以上になります。そのため、姿勢のくずれが腰痛の原因になることが多いと思われます。
この姿勢の崩れはもちろんのこと、その他の原因についても解説しています。
診察時確認しておきたいのが、腰痛に悪い日常の習慣です。これらをまず改善することが腰痛を楽にするコツです。
例えば、座る時脚を組む習慣。腰痛で姿勢を崩す最たる原因になってくるのが、座っている時の脚組みです。組んで乗せている方の脚が短くなります。
一方、長い方の脚は、物理的に地面に着いている時間が長くなり、仙骨に対する負荷も大きくなるため、関節面の炎症を起こしやすくします。
その他、姿勢に関する内容も記載しています。
腰痛の原因が分かれば、診断も早く、その治療への無駄も少なく、なにより本人が安心することが重要かもしれません。
急な腰痛の場合や、慢性の腰痛で徐々にひどくなっていたり、もしくは以前の痛みが再燃したりする場合、さらにそれ以外の特殊な神経痛などの「自分でチェックできる腰痛の原因」で、まず、簡単な診断と対処を自分でみてみましょう。
基本的な考えとして、姿勢がくずれると捻挫や筋肉痛のような痛みが生じやすくなると言われています。しかしながら、現代人は、屈筋を主に使う仕事を多用していて、椅子に座る生活を選んだために腰を曲げている時間が1日で7時間以上になります。そのため、姿勢のくずれが腰痛の原因になることが多いと思われます。
この姿勢の崩れはもちろんのこと、その他の原因についても解説しています。
診察時確認しておきたいのが、腰痛に悪い日常の習慣です。これらをまず改善することが腰痛を楽にするコツです。
例えば、座る時脚を組む習慣。腰痛で姿勢を崩す最たる原因になってくるのが、座っている時の脚組みです。組んで乗せている方の脚が短くなります。
一方、長い方の脚は、物理的に地面に着いている時間が長くなり、仙骨に対する負荷も大きくなるため、関節面の炎症を起こしやすくします。
その他、姿勢に関する内容も記載しています。
腰痛の原因が分かれば、診断も早く、その治療への無駄も少なく、なにより本人が安心することが重要かもしれません。
急な腰痛の場合や、慢性の腰痛で徐々にひどくなっていたり、もしくは以前の痛みが再燃したりする場合、さらにそれ以外の特殊な神経痛などの「自分でチェックできる腰痛の原因」で、まず、簡単な診断と対処を自分でみてみましょう。
[ 診断治療編 ]
第1章 腰痛の診断とブロック療法
第2章 腰痛予防のための生活習慣
第3章 骨盤矯正スパッツの開発(外側に支えと動きの補助を)
第4章 筋肉の鎧が腰をまもる -腰痛と栄養-
第5章 痛み治療の迷路に迷い込んだ日々
[ 迷路解析編 ]
第6章 迷宮の鍵は患者さんの声だった
第7章 ブロック注射による診断と治療の新たな可能性
第8章 教科書にはあまり載っていないが工夫が必要な病態の発見
第9章 運動する痛みが原因不明の腰痛を作り出す
第10章 さらなる工夫が必要だった腰下肢痛
第11章 痛みに挑み続けるために
読者から驚きの声や感想が続々と寄せられています
腰痛に苦しむ患者様の悩みやご意見から
この本「いたみのラビリンス ~
原因のわからない腰の痛み編」が生まれました
目指すは姿勢美人
日々の仕事でデスクワークが多く、長時間同じような姿勢でいることも多く、腰痛に悩んでいました。ミツバチ先生の治療を受けてから、腰痛の原因に興味を持ち始めましたが、書籍もネットも整形外科的な内容ばかりで、普段の姿勢を大切にし、腰回りの筋肉を鍛える内容が書かれていなかったので、今回のこの書籍で、またより一層、姿勢の大切さと腰回りの筋力アップに励みたいと思います。
癖になっている足組み厳禁!
普段から片方の足だけを組む癖があり、腰痛の原因のひとつになっているということが分かりました。さらに運動不足による筋力低下もきっと追い打ちをかけていたのだと思います。この本に出会えて感謝です。
普段からの姿勢習慣
子どもを出産後、骨盤が開いてしまい、腰痛に悩まされていましたが、ミツバチ先生のクリニックですすめられた骨盤矯正ベルトを使ってからは、だいぶ骨盤も戻ったようで、腰痛が緩和されました。ミツバチ先生の本で、普段の姿勢に気をつけながら、腰まわりの筋力アップをこころがけています。
腸腰筋の大切さ
腰痛は、骨に原因があるとずっと思っていたのですが、実に85%が原因不明で、普段の姿勢や腸腰筋を鍛えることが大切だと分かりました。家族にも教えようと思います。
腰痛の予防、改善に参考になります
自身のペインクリニックでの治療を通じての実体験からの考察に説得力があります。 普段の姿勢を大切にし、腰回りの筋力を鍛えることも大切だということに気づかされました。毎日、座っている時にやっていた足を組む動作をやめることから始めてみようと思います。 自分の痛みの原因を探るための自己診断チェックもあり、自分の腰痛の原因も考えながら読み進めることができました。
先生考案の骨盤矯正スパッツを使っています
宅配関連の仕事で腰を酷使していて、たまたま本のタイトルが気になり、読んでみました。中には難しい言葉もありましたが、自分的に先生考案の骨盤矯正スパッツに興味を持ち、ネットで購入して使っています。荷物を持ち上げる時に腰を押される感じがしてすごく楽です。腰痛持ちの人にすすめたいです。
一気に読み進めました
患者さんのひとつの腰痛例が私の症状に近いこともあり、一気に読んでしまいました。腰痛もいろいろなパターンがありますが、姿勢を大切に、適度に運動して筋肉もつけていこうと思います。
この本を手にされた皆さんはご自身が腰痛か知り合いが腰痛で困っている方かもしれません。
というのも労働災害の85%は腰痛という我が国の現状に照らし合わせると腰痛は2,800万人ともそれ以上とも言われるだけに、この腰痛で困っている方々は、実際身近にかなりお見受けします。 そして、疾患名として上げられる腰痛はたったの15%しかない現状なので、保険適応上は、十把一絡げでその15%に病名をあてることも多いため、本当の腰痛原因について詳しく知らない患者様が多くなるきっかけにもなっているはずです。
私は、ペインクリニック専門医として様々な痛みの患者さんに寄り添い、また労働衛生コンサルタントとしても腰痛についての講演等20年以上も携わってきました。私のところに来られる腰痛患者様の半数以上は、原因が不明の場合、いろんな病院や整骨院等“ドクターショッピング”されて来た方も多く、現状腰痛が改善しないため来られるような方が多いです。
その腰痛改善のための治療法の発見に、私は20年近く要しました。
本書には、私の医師としての一区切りとも言える時間と労力を惜しみなく注いでいます。より深い理解は、一番の妙薬ですから、本書を手にとっていただいたこの機会に、あなたや困っている腰痛の方と自分の原因をチェックしてみてください。まずは、原因を知ることで気持ちから楽になるはずです。そしてその対策をする気持ちがあれば、ぜひ実践頂くことから開始してみましょう。
腰痛は予防できますか?
正しい知識を持つことで予防可能です。普段から良い姿勢を保つことを心がけ、適度な運動で、腰回りの筋肉を鍛えることが大切です。
ブロック注射とはなんでしょうか?
神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法です。 麻酔薬が神経に作用し、痛みの伝わる経路をブロックすることで、痛みを取り除きます。 痛みが緩和されることで血流がよくなり、筋肉のこわばりもなくなります。 一回で痛みが完治するものではなく、薬物療法と併せて複数回実施するのが一般的です。
ペインクリニックと整形外科の違いはなんでしょうか?
ペインクリニックとは、痛みを専門に治療する診療科のことです。整形外科では骨・筋肉の病気やケガを扱うように、ペインクリニックでは「痛み」を扱い薬物療法や神経ブロック療法などを用い、痛みの緩和を目指します。
骨盤矯正ベルト WingxWalkerとは?
偏った生活習慣での体を支える筋肉(インナーマッスル)の筋力低下、不良姿勢の骨盤の歪みをサポートするために開発したスパッツ付き骨盤矯正ベルトです。
■ 骨盤矯正ベルト WingxWalkerの詳細はこちら
■ 骨盤矯正ベルト WingxWalkerの注文サイトはこちら
今まで運動後のクールダウンには、自分のストレッチング等での自己管理が一般的なスタイルでした。
しかし長距離マラソン等の長時間体を維持するには、反射的に体を支えてくれる体幹の筋肉が必要です。
自分で動かせる筋肉を動的な筋肉とすると、こういう反射的な筋肉は静的な筋肉と呼ぶ事にしています。意外な事に自分で動かせる動的な筋肉は約3割しかなく、体を支えるために反射的に引っ張っている静的な筋肉の割合は7割近くにも及ぶのです。
動的な筋肉のストレッチングだけでは、静的な筋肉の疲れはとれません。長い時間同じ姿勢で静的な筋肉も疲れると、腰がガクガクして骨盤が不安定な状態になります。この状態を放置してしまうと、骨盤の筋肉による締まりがなくなって、腰回りの筋肉疲労が蓄積するだけでなく、腰痛の原因にもなりかねません。
ウイングバイウォーカーはこのような静的な筋肉に対して骨盤引き締めにより効果的な位置へ戻すことで筋力を増やし、動的な筋肉を利用したベルトの張力を利用して対側の地面に固定する力を増幅させることで骨盤の機能的な安定に寄与する仕組みに作られています。
さらにX脚やO脚用を選ぶことで大腿骨の軸の矯正も期待できます。
長時間運動後の骨盤補整用にも。ウイングバイウォーカーが待っています。
◆ 腰痛がひどい場合、自己流で対応せず、必ずクリニックや医師へご相談、受診をお願いいたします。
◆ 腰痛の改善には、症例により、ブロック注射や手術が必要な症例もあります。自己判断せず、必ず医師の診断にしたがってください。